映画 「ニューワールド」 と地元先住民

Category : ハリウッド映画、ニューワールドと史実
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このブログに付随しているホームページ、「バージニアのポカホンタス」 から来ていただいた方にはお馴染みのことと思うが今年上映された映画、 「ニューワールド」 の大半はこのバージニアで撮影されている。

( ジョン・スミスとポカホンタスの関係がいかに脚色されたものであるか、或いは、ジョン・ラルフの実像などについて詳細を知りたい方は是非、「バージニアのポカホンタス」 をお読みくださいね。)

ジェイムスタウン付近の大学の寮にいる次女はハリウッドから撮影隊が来ている時私に知らせて来た。
猫に小判、歴史に興味のない彼女は、試験もあってそれどころではなかっらしく撮影現場を観にも行ってない・・!

さて・・・我がリッチモンドにもロケ隊がやって来ている。

この屋敷については 私の別サイト、「輝け昭和の乙女たちよ」 のアルバムの頁に紹介してるので興味のおありの方は是非ご覧になって欲しい。 (http://showaladies.web.fc2.com/album.htm)

他にも何箇所かでロケを続けたらしいが、 舞台となる1607年当時は英国人たちはバージニアも東海岸沿岸よりそれほど内陸には侵入してないのでやはりこの周辺に撮影は集中しているらしい。

そうしたロケ地のひとつに選ばれたのが、ラッパハナック部族の地、であった。
彼らはバージニアに存命する  -云ってみればポカホンタスの末裔、パウワタン連盟国に所属した- 八部族の一つである。

.......いや, 正確に云えばもうひと部族、マイナーなパタウォメックという部族が現存する。
今でこそマイナーだが、当時同部族はジョン・スミスとポカホンタスと大いに関りあっているのだ。

映画をご覧になった方は、ソウソウ・・・、と思い出されるだろう (か・・・?)
(実は私、物足りなくって一寸コックリししまったのようで、お恥ずかしい事にこのシーン、あまり記憶に残ってない (苦笑)。
白人の赤銅製ヤカンと引き換えにポカホンタスは囚われの身   -定かでないのはこの部分ー  となる。

ポカホンタスが囚われ、軟禁される、 -と云う部分は確かに史実とされている。
が・・・
ヤカンと、というのは映画上だけの話。

本当は・・
先述したパタウォメック族と白人低住民との間に協定が結ばれていた。
ポカホンタスと引き換えに敵族からの攻撃の際に味方になろう、というもの。
ポカホンタスひとりに犠牲になって貰う事で、敵族から襲撃があった場合、自分達が持っているどの武器よりもパワフルな武器で部族全体が救われる・・・、 もはや彼らにとって選択の余地なし、といったところであった。

その後果てしなく全米各地で繰り返されることになる口約束の始まりであった。

ところで、このパタウォメック族の現在の酋長がこの映画にエキストラとして出演しているのをご存知だろうか?
パウワタン大酋長 -ポカホンタスの父ー のアドバイザーの大役をこなした、ロバート・”Two Eagles" グリーン、さんこそ、その人である。同氏は映画制作者たちのアドバイザーをも務めたそうだ。

史実を歪められた映画を、しかもそういう映画に出演することをどう思うか、という質問に、ドキュメンタリー・フィルムなら別だがあくまでもハリウッドの映画なんだから、という製作者側の主張に納得した、と応えているある新聞記事を読んだ。ただし、言語、衣装、メーキャップ、シーンの設定、等などに神経を研ぎ澄ませている製作者側に満足気であった。

映画のエキストラには各々50ドルが支払われた、と聞いた。
バージニア先住民の各部族たちには収益の5パーセントが約束されている、とも。
8部族のうち、僅かふた部族しか連邦政府は先住民として認証していない。

残りの6部族にとって、先住民としての恩恵プログラムを得られるまでの道はまだ続く  -
バージニア先住民は募金を必要としている。

写真、(上) は、ジョン・スミスが有毒のアカエイに刺された、とされるラッパハノック河口にある、スティング・レイ・ポイント。この一件から,そう命名されてます。

写真、(下) は、バージニア州都リッチモンドにある、エイジクロフト。 ニューワールドでは、スミスとポカホンタスが英国で再会するシーンに使用されているそうです。
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こんにちは。

HPに足あとを残しましたー。
これからもバージニア先住民に関するブログがんばってください。
応援しています!

ご訪問大感謝です。

コメントをHPにも、有難うございました。

オープンしたばかりとは云え閑古鳥が鳴いていて驚いたでしょう?

多くの人たちに知って欲しいと思って始めたHP,ブログですが自己満足だけに終わるのを覚悟し始めています。

投稿、励まされました。本当に有難う!

TB&コメント、ありがとうございました

初めまして。
私のブログにTB並びにコメントをありがとうございました。

アメリカ先住民について書かれたブログとは珍しいですね。面白く拝見させて頂きました。
私は映画「ニューワールド」やディズニーアニメの「ポカホンタス」は未見なのです。いかにもハリウッドらしい脚色で作られた作品だろうと思い、見る気もなかったのですが、やはりそのようですね。

先住民族が白人に征服されるに至ったのは、彼ら同士が団結せず異なる部族間で常に争っていたことも大きいと思います。

私も以前、ネイティブアメリカンが登場する小説や映画のエントリーを書いてますので、TBを貼らせて頂きました。

パニオロ・ケニーさま

ようこそいらっしゃいました!
他にもブログを運営していてこちらの方はすっかりサボってますのでお返事が遅れてしまって大変失礼しました。

北米先住民族の生活文化研究ブログをされてるとか・・
TB有難うございました。

是非私の方もお邪魔してみたいです。

よろしければURLをお教えくださいませんか。
私の方こそ勉強させていただきたいと思いますので、 是非~♪
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カスター将軍

 10年以上も前だが、『カスター』というTV西部劇を深夜放送していた。西部劇の主人公だから当然男らしく勇敢で、部下やインディアンにも思いやりがある人物となっていた。カスターというと、リトル・ビックホーンの戦いでクレイジー・ホース率いるスウ族に負け、戦死した将

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アメリカ人なら歴史教科書に載ってる人名や地名でお馴染みだと思いますが 授業では多分教えられてない 秘話、裏話、こぼれ話を調べ集めたブログです
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